導入インタビュー

レンタル会社だからこそ、環境に貢献できる取り組みに賛同していきたいですね。

エイトレント株式会社
代表取締役
中塚克敏氏

グリーン電力証書をどのように使用しているのでしょうか?また、今後はどのような活用をお考えでしょうか?

導入をしても、その存在と価値を社員が理解していなければ何の意味もありません。そこで、まずは社員への理解を深めるために、2013年5月に東京・大阪で創業50周年を記念したファミリーセールで使用されるすべての電力をグリーン電力で実施しました。

会場の入口にグリーン電力証書を展示するだけでなく、場内アナウンスでも幾度となくこの点に触れることで、社員はもちろん、多くのお得意様・パートナー企業様にグリーン電力とは何か、なぜ使用しているかということを少しでも理解して頂けたかと思います。

このイベントでは、日本自然エネルギーさんにもご協力いただき、ブースのご出展だけでなく、新エネルギーをイメージしたキャラクター『エネラくん』にも登場いただき、ご来場いただいたお子様にも大変お喜びいただきました。

当社では上記の50周年記念イベントでのグリーン電力の使用を皮切りに、現在は、年間26,000kWhのグリーン電力を東京本社・大阪本店で導入しております。

今後は自社のHP内でもグリーン電力に関する取り組みを掲載して行きCSR活動の一環として、多くの方々へ当社の環境への取り組みを理解して頂き、次年度以降は更なる環境保全への活動の一環として、グリーン電力比率も高めていく方針です。

エイトレント様の環境に対する考え方を教えてください。

当社の事業であるレンタルサービスは、地球環境を守るための1つの手段であると考えております。一時的に必要なものを購入し使用後に廃棄するのではなく、レンタルであれば必要な期間だけ使うことで、廃棄物を減らすことができます。

今や世界にまで拡がった『もったいない精神』ですが、当社では創業時からこの考えを念頭に置いておりました。これは1963年の創業当時がまだ高度経済成長期で、大量消費がなされていたからです。

レンタル業のパイオニアとして、私たちがご提供するサービスそのものが地球環境を守ることにつながっている点を、1人でも多くの方にご理解いただくことが私たちの使命であると考えております。

そのほかにどのような取り組みを行っているのでしょうか?

先ほどお話した通りレンタルサービス自体が、環境への取り組みと自負しておりますが、それ以外の特定の商品・サービスで申し上げるとすると、リユースカップカーボンオフセット付きレンタルサービスなどがあり、どれもお客様からご好評いただいております。

また、商品やサービスとは異なりますが、環境配慮という観点から、営業担当が遠隔地に出向く際は公共交通機関と合わせて、シェアカーの利用促進も社内で実施しております。

グリーン電力証書の課題や、今後期待されていることについてお聞かせください。

課題は、グリーン電力そのものの認知度向上だと考えております。今回の導入にあたって社員と話をしていると、「グリーン電力がどういう存在でどのように環境に貢献できるのかを初めて知った」という者が多かったのが事実です。これは、世間一般的にも共通していることではないでしょうか?

今後については、2020年の東京オリンピックも決定しましたので、世界的にグリーン電力の認知度を上げるいい機会だと思います。認知度が上がり環境保全への1つの取り組みとして、多くの企業や団体がグリーン電力を導入すれば、結果的に自然が守られることにつながるのではないでしょうか。

最後に一言お願いいたします。

有限な資源を『末永く効率よく利用』することで、次世代に『自然』という宝を残さなければならないという創業当時からある当社のレンタルの哲理は、今も継承されております。

1つのモノを多くの人が共有することで地球環境を守ることができる仕事に従事していることに誇りを持ち、創業100年を迎えられる企業であり続けられるようこれからも努めて参ります。

(2013年インタビュー)

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