2007年春 みなとみらい地区に大型風車が誕生!
市民と地元企業と横浜市が一体となって自然エネルギーを普及する新たな取組みです。
日本自然エネルギーでは、この事業に協賛する企業にグリーン電力証書を発行します。
設備概要
- 定格出力
- :1,980kW
- ハブ高さ
- :78m
- 運転開始
- :2007年3月
- 定格風速
- :15m/s
- ローター直径
- :80m
- 所在
- :横浜市瑞穂ふ頭
Y-グリーンパートナー(協賛企業)のご紹介
キリンビール株式会社
キリンビールは2007年に創立100周年を迎えることができました。
キリンビールにとって、横浜は発祥の地。風車の近くには横浜工場があり、横浜市とは昔から非常に深い縁で結ばれています。
温暖化対策を進めている当社は、今回の横浜市風力発電の趣旨に賛同し、協賛を決めました。キリングループは、天然ガスへの燃料転換、排水嫌気処理からのバイオガスの回収・活用など、積極的な取り組みにより、CO2の排出を 総量・原単位共に90年比で25%以上の削減を達成しました。また、太陽光発電などの自然エネルギーの導入を積極的に進めてきましたが、今回このようなかたちで 風力発電事業に参加することができ、よろこんでいます。
今後、横浜市と連携し、風力発電への参画など環境広報活動を展開していく予定です。幅広いお客さまに環境問題に関心を持っていただけることを期待しています。
日産自動車株式会社
環境への配慮は社会の最も重要な課題のひとつです。
日産自動車では中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2010」の中でCO2の削減を最重要課題と位置づけ、全社総力を上げて製品/事業活動全体にわたる取り組みを推進しています。
今回の横浜市風力発電事業は、単にこの施設から供給できる風力エネルギー量にとどまらず、市民・企業の多くの方の目に触れる「環境への取り組みのシンボル」として大きな意義のあるものとなります。私たち日産自動車は横浜市を発祥の地とし、ここから世界へ拡大していきました。
私たち日産自動車は、この大型風車をきっかけに、自然エネルギー活用の取り組みや省エネルギー活動が広く社会へ広がることを祈念すると共に、私たち自身も行動してまいります。
日産自動車の生産工程では既に英国工場で6機の大型風車を設置し、必要電力量の5%をまかなう等、自然エネルギーの利用を積極的に進めており、今回の横浜市風力発電で得られるグリーンエネルギーは地元横浜工場において活用してまいります。
JXホールディングス JX日鉱日石エネルギー株式会社
JX日鉱日石エネルギーは、新日本石油、新日本石油精製およびジャパンエナジーの統合により、2010年7月に発足いたしました。
弊社は、日本を支える総合エネルギー企業として、エネルギーを効率的かつ安定的にお届けすることはもとより、地球環境との調和を目指し、環境負荷の低減に貢献するエネルギーを提供していくことを社会的責任と考え、日々事業活動を行っています。
風力発電設備が設置されている『横浜』の地には、弊社11製油所の中では一番歴史のある「横浜製造所」と国内最大級である「根岸製油所」の二つの製造拠点を持っており、当社が取り扱う全石油製品の約2割を製造しております。
また、弊社の『JX−ENEOS 野球部』は、都市対抗野球大会横浜市代表として9回の優勝を飾っております。
このように弊社と関係の深い自治体である横浜市が、自然エネルギーの利用促進事業の一環として実施するこの風力発電事業を、積極的に支援させていだだくことで、地球温暖化防止に貢献できればと考えております。